なぜアメリカ雇用統計は注目されるのか?

なぜアメリカ雇用統計は注目されるのか?毎月、第一金曜日は言わずとしれたアメリカの雇用統計の発表日になります。

全世界のFXトレーダーに限らず、世界の投資家が注目する経済指標の発表になります。

なぜ、アメリカの雇用統計はこれほどまでに注目をされるのでしょうか?

FXトレーダーは第一金曜日に飲みにも行かない?!

なぜ、これほどまでにも世界的に注目をされるかの所以は非常に簡単なことで、確実に値段が動くから、皆が注目をするのです。

よく、値段はあまり動かないほうがいいという投資家さんもいますが、値段が動かなければその投資は実質的な失敗であって、利殖をするためにみなさんは投資をするのですから基本、値段が動いて、投資家はナンボなのです。

動かないマーケットには投資家は食指は動かしません。

そして、こうやって値動きがあることをボラがあるともいいますが、ボラタリティーがあるのはいつになるか、具体的に指摘をしてください、という命題を投資家に与えても、帰ってくる答えはおそらく一様にアメリカの雇用統計の発表日というでしょう。

なぜなら他の事件や経済指標の発表などは誰も本当にボラがあると保証ができませんが、雇用統計なのであれば、過去の実績をみても必ず動いているので、投資家はボラタリティーがあるのは雇用統計だ、というのが通常のように思います。

そして、この雇用統計の盛り上がりはインターネット普及前は大した認知度もなく、重要な指標であるということはみなさん認識をしていましたが実際、夜中に取引ができなかったので日本では、あまり知られていないこともありました。

しかし、インターネット取引が普及し、デイトレード以上の短期トレードができる環境になった現在、爆発的な人気指標になったのです。その根拠はボラがあるからになります。

雇用統計はなぜ人気があるのか?

さきほどは、表面的な人気に振れましたが、今回は実質的な経済学の講義のような話になります。

内容は難しいと思いますが、理解できれば経済指標というものはどういう風に対処をすればいいかがうっすらとわかりますので、それを考えてみてください。

重要なのは非農業者部門

雇用統計の数字で非常に注目をされるのは、非農業者部門の先月の新規雇用者数をデータ化したものが一番、注目されます。

この非農業者部門というのにひっかかる方も多いと思いますが、たとえば、日本でアメリカのインデックス株として有名なのはニューヨーク株ダウ工業株30種が有名です。

これは、なぜ工業株30種がインデックスに指定されているかといえばアメリカが工業国だからです。

つまり農業大国でもあるアメリカなのですが、実際に景気に影響を与えるのは非農業者部門になるのです。

つまり工業、サービス、ITなどになるのです。

その前々営業日に発表されるのがADPの雇用統計になりますが、これは民間の新規雇用人数で、本番の金曜日の雇用統計というのは民間部門と政府、自治体部門の雇用人数になります。

ですから本来はADPの雇用統計と政府の雇用統計はADP<政府にならなくてはいけないのですが、調査方法が違いますので、若干のブレがあります。

つまりその、前々営業日に発表される数字にプラスアルファのものが本番の雇用統計の数字になると思ったほうがよいでしょう。

また、農業部門の雇用求人数は天候や気候によって大きく変動し、経済的に大きな変化とみなされないのでみなさんあまり注目をしていません。

雇用統計の見方

たとえば、新規雇用者数が10万人と発表されたとします。

それに平均給料を、掛け合わせた場合、アメリカのGDPを何パーセント押し上げの効果があるのかがわかります。それイコールドルの上昇幅になります。

それが雇用統計の見方です。発表直後に最近では上昇するパターンが多いのは、新規雇用によって何パーセント国力が上がるかを計算しているのです。

なぜ、これで雇用統計が人気があるのかおわかりでしょうか?他の指標は、前月比○パーセント減とか前年比○パーセント増という発表の仕方を取りますがはっきりと人数を明示をしているのは、この雇用統計だけなのです。

そしてその人数に平均給料を×だけで何パーセントの押し上げ効果があるのかが瞬時にわかるのです。その分だけドルが上昇をするのです。

だから、雇用統計は人気指標になるのです。

雇用統計の問題点

雇用統計は基本的にはアメリカ経済の押し上げ効果を測定するものであるのですから基本的には買いになります。その後、失業率の増減によって、値運びが違ってくるのです。

しかし、インターネット誕生まもないころは一日の値動きが雇用統計当日は10パーセント程度というのがザラにありましたが、今は2パーセント動けばいいほうです。

この値動きが小さくなった理由は、かんたんで論理的にこの発表で何パーセント動くかを計算することができる人が多くなった、そして、それをAIなどのパソコンに自動売買させている方が非常に多くなったことが原因です。

まとめ

昔は、どうしてこんなに動くのがわからずやみくもにやっていた方が非常に多かったのですが、今は、論理的にトレードをする方が多くなったので、過剰な高値、安値がなくなったのが原因です。

そして人の手でやるなら、コンピューターに任せたほうがいい、と考える人が多くなっていますので人工的にポジションをとったほうがはるかに利益は多いので、今後、人の手での雇用統計の利益は確実に減ることでしょう。

国内FX業者一覧

DMM FX

  • スプレッドの狭さ
  • 取引ツール充実
  • 平日24時間電話サポート/業界初!LINEで問い合わせも可能
  • 『時事通信社』ニュース配信

OANDA

  • 【MT4対応】 スプレッドは業界最安値水準
  • 1ロット1000万通貨まで約定が可能(USDJPY300万通貨まで) 

ヒロセ通商【LION FX】

  1. スキャルピングOKと公表している
  2. 1,000通貨対応
  3. 対応通貨ペアが50種類と多い

-ファンダメンタルズ分析

Copyright© 【FX入門】現役トレーダーが教えるFXの始め方 , 2020 All Rights Reserved.