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フィボナッチ・リトレースメントを使ったトレード手法

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フィボナッチさんが見つけた数列(法則)を使って、ローソク足が引き返したり後戻りする(リトレースメント)ポイントを探るツール、と解釈したらわかりやすいかもしれません。

どんな時にどんな風に使うかと言いますと、例えば上昇トレンド中に一時的に上昇が止まり、レンジになったり下降したりしますよね。

そんな時にこのフィボナッチを使って押し目買いのポイントを探したりします。

移動平均線や前日の高値安値、1つ前の山や谷を使って押し目買いのポイントを見ることもできますが、なかなかラインが重ならなかったりするのでイマイチ心許ないのです。

そんな時にこのフィボナッチは心強い味方になってくれます。もちろん戻り売りのポイントを探すこともでにます。

心強い味方と言っても100%勝てるツールではありませんのでお間違いなく。

フィボナッチの基本的な見方と特徴

トレンド相場でフィボナッチを使い押し目買いポイントや戻り売りポイントを探すのですが、まずはツールの使い方から説明しましょう。

ローソク足が上昇トレンドを形成後、レンジ相場になったとします。

ツールバーなどでフィボナッチを選択すると始点と終点を自分で設定するようになっています。

上昇トレンドが始まった1番低いところを始点に、上昇トレンド中に最高値をつけた1番高いところを終点として設定すると、3つの数値があらわれます。

低い順から23.6%、38.2%、50.0%、61.8%です。

始点が100%、終点が0%となっており、その間にこの3つの数値が順番に入っています。

さて、ではなぜこの4つの数値のところで跳ね返る可能性が高いのでしょうか。

23.6%と38.2%と61.8%はフィボナッチ数列から導き出されたフィボナッチ比率の一部です。

フィボナッチ数列とは「 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89, 144,233(以降無限に続く)」このような数列です。

なんだか不思議な数字の並びですね。何か共通点でもあるのでしょうか。実はこの数列には法則が2つあります。

連続する2つの数字の合計が次の数字になる

法則その1は、連続する2つの数字の合計が次の数字になっています。

数列の最初の「1.1.2.3.5.8」を見てみましょう。

1+1=2
1+2=3
2+3=5
3+5=8

確かに。連続する2つの数字の合計が次の数字になっています。これが無限に続くのですね。続いて法則その2がこちら。

特定の後ろの数字で割ると決まった数字になる

その数字を1つ後ろの数字で割ると、0.618になる。
その数字を2つ後ろの数字で割ると、0.382になる。
その数字を3つ後ろの数字で割ると、0.236になる。

8÷13=0.615
8÷21=0.381
8÷34=0.235

あれ、微妙に違いますね。ではこれはどうでしょう。

55÷89=0.618
55÷144=0.382
55÷233=0.236

ああ良かった。法則通りです。実は数が小さいうちは割り算をしても法則通りの数値にはならないのです。

数が大きくなるにつれて法則通りの数値に近づくようになっていて、割り算の答えが法則通りの数値になったらそれ以降はどの数字で法則通りに割り算をしても0.618や0.382になります。

不思議ですね、フィボナッチ比率。長くなってしまいましたが、フィボナッチ比率の出し方はこれでご理解いただけたと思います。

では、肝心要の「なぜこの数値が抵抗になるのか」を説明します。

フィボナッチ比率は美しいと感じる比率

このフィボナッチ比率。数学やFXの世界だけのお話ではないのです。

雪の結晶、花びらの数、ひまわりの種の配列なんかもそうらしく、自然界にも多く見られるそうです。

自然界だけにとどまらず、歴史的な建造物であるピラミッドやモナリザ、ミロのヴィーナスなどもそうです。

この比率は「美しいと感じる比率」と言っても過言ではなさそうです。その比率をチャートに持ち込むとあら不思議…??

なぜかその比率の辺りで抵抗が起こりやすくなるのです。

フィボナッチ比率の魔法!?とでも言いたいところですが、そんなことはありません。
ただ単に、多くの人がフィボナッチリトレースメントを見ていて、多くの人がそこでエントリーしたり決済したりしているから抵抗になっているのですね。魔法の方が夢があって良かったでしょうかね?

フィボナッチで天井と底はどうやって決めるの?

先ほど、トレンドが発生してレンジ、もしくは下降し始めたらフィボナッチリトレースメントを使い出すと書きました。

この状態であれば天井と底がすぐにわかるはずです。ローソク足が一方向に上昇、または下降していたわけですから、1番高いところと1番低いところ(ヒゲでOK)です。

わからないということは、トレンドではない可能性があります。そんな時は見送りです。

フィボナッチ売買サインは?

フィボナッチリトレースメントは押し目買いや戻し売りを狙うツールです。

移動平均線や前日の高値安値、1つ前の山や谷だけではラインが重ならなかったりするので、そんな時にフィボナッチ比率を使って目安となるラインを増やします。

移動平均線やローソク足を使った方法よりは、多くの人が同じような場所でトレードに使っているので抵抗になりやすいです。

それに他のラインが重なっていればなおのこと強い抵抗になるでしょう。しかし、どんなツールも100%負けないものはありません。フィボナッチも例外ではありません。

23.6%、38.2%、50.0%、61.8%と4つのラインが表示されますが、どこで跳ね返るかはわかりませんし、跳ね返らない時もあります。

だから跳ね返る確率を上げるために、フィボナッチ単体ではなく、移動平均線など他のラインが重なっている時にエントリーするようにしましょう。

いつも通り、長い時間足で大きな流れを確認し、移動平均線や前日の高値安値、1つ前の山や谷もラインを引いておきます。

トレンドが発生してレンジに突入していたり、トレンドとは逆の方向に動き出しているチャートを見つけたらいよいよフィボナッチを表示させます。

4つの数値の場所までローソク足が到達したら跳ね返る可能性が高いので、大きな流れが上昇なら押し目買いポイントの1つとして考えることができます。

逆に大きな流れが下降なら4つの数値が戻り売りポイントになります。移動平均線や前日の高値安値、1つ前の山や谷と4つの数値のいずれかが重なっていればさらに強い跳ね返りポイントとして考えられますね。

フィボナッチとおすすめの組み合わせ指標

売買サインと重複した内容になってしまいますが、おすすめの組み合わせはやはり、移動平均線や前日の高値安値、1つ前の山と谷などです。

フィボナッチと重なれば強い抵抗になりますからね。

フィボナッチの騙し回避方法

短い時間足でトレンドを見つけてフィボナッチを表示させるだけでは勝率はあがりません。

騙しを回避したければ、長い時間足で大きな流れの方向を確認し売買の方向を固定します。

フィボナッチと他のラインが重なる時だけエントリーすることに徹してください。
そうすれば勝率はあがるはずです。

無駄なエントリーを減らすことが騙しを防ぐことにつながります。

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